イラク戦争が終わったら それまで何か言っていた人間は何もいわなくなった」
なんて事言った人が居たそうです 何か言ってた僕としては それに対して何か言わなければいかんだろう と思ったので 何か言いたいと思います
戦争が終わった途端なんてそんなの違います だって戦争が始まった時点でみんな黙ってしまいましたよ
何故ならば 僕らはみんな知ってしまったからです アメリカが何を考えて行動しているかを
そこには僕らのちっぽけなヒューマニズムなんてつけ入る隙は無かったんです
正しく言うならば 何も言わなくなったのではなく 何も言えなくなったんですね
しかし何も言わなくなったことが何だというのでしょう? 常に何かを言っていなければいけないのでしょうか?
何かを言わないとわかりませんか? 戦車が建物を砲撃するのを見て 沢山の人が殺されているのを見て あれだけのものを見せつけられて なお言葉が必要でしょうか?
昔 日本には「察しの文化」がありました それは悪い意味に取られたりもしたけども 古い夫婦が「おい アレ!」の一言で何を言いたいか通じ合うように 日本には言わずとも通じる文化があったのです
それはみんながみんなを信じているから できる事だったんです
今はそんなの欠片もなくなってしまい とてもさびしく思いますが 何も言わなくなったなら 聞かずとも察してください いい意味でも悪い意味でも それで察し何かを感じてください
何も言わなくなったから 何も考えてないわけじゃないんです 中には流行に流されて安易に批判した そういう人もいるでしょう でも考えてるから言うんですよ
ま あれだ オイ!そういう事言わずに空気読めよ! って言いたいわけです