お天気

→各気象台発表 府県予報(東京地方)(→ウェザーテック)
東京地方明日の予報は 曇り のち 晴れ
予想最高気温は 20度 朝の最低温度は 15度






生存確認
人間は素晴らしいものじゃない
とても辛い事があって 僕は少年時代にそう思った 僕は絶望したんだ
僕がどんなに希望をかけ どんなに愛したとしても それは僕だけのものだ
世界はそれに気付いてはくれない
それどころか気にも留められないのだ


震災に対し 多くの募金が集められているらしい とてもよい事と思う
人は何故助け合うのだろう?
適者生存の考えが正しいとすれば それは 人類の歴史の中で 今まで助け合ってきた人間が生き残ってきたからだ
助け合う事により 生存確率が上がり 助け合う という特性を持った人間生き延び 助け合わない人間が滅びた そういうことになる
個人の時代と言われても まだまだこんなに義援金が集まる 人間も捨てたもんじゃないな なんて
人間が助け合うと言う事は 人間が 人間であれば 当たり前のことなのだ
それは 長きに渡る 適者生存の結果なのだ


人間が助け合う事は本能なのだ
愛や 慈しみを越えた 本能によって 人は助け合うのだ
それどころか 人間の行動の全ても本能なのだ 愛する事も 慈しむ事も本能だ
それは 何も素晴らしい事では無い
犬や 猫だって 本能で動いている 人は犬や猫 虫けらとまったく原理で生きているのだ


何も特別なんて事は無い
神秘を唄うのは 宗教家だけだ 宗教なんて滅びてしまえばいい


だから 愛や 想いなど に期待をかけるなど間違っている
愛や想いだけでは何も解決しない
どんなに愛していても どんなに想っていても それを相手に理解できるように 明確に伝えなければいけない
話さなければ何も意味が無い
祈っているだけで解決するのなら 僕は寝ずに祈るだろう
恥ずかしいかな 僕は寝ずに祈った事だってある でも何の意味もなかったよ


昨日は そんな風に思った
とにかく僕は 呪ったんだ
穴二つ なんて言うけれど 勢いで世界中に穴を作ってしまうかと思う程に
でも今日 仕事の帰り 何も無いところで 本当に通りがかりに 僕の名前を付けてくれた 僕が一番尊敬する人にあった
すごく久しぶりに会ったけど たった数十秒話しただけだったけど 感じた
この人はまだ 僕を愛してくれていると
こんな気持ちの次の日に
心が沈んだその時に
会ったのは偶然なんだ 特別な意味なんて無いんだ でも……
だから まだ 生きているのかもしれない 大きく絶望しても 小さな偶然や希望にすがって