お天気

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アンドリューNDR114 を見た
とてもロマンチックな話なのに あぁわかっているなと 感じた
機械は人間になれるのか?といわれれば 今はありえない話だ と言うだろうな
どこまでが機械で どこからが人間か?
そんな問いかけは 実は本当はどうでもいい議論なのだ
人間はおのれの視点でしか物事を語れない だから無用の議論が起きる
世の中には議論すべき事など何も無い 決まりや法律など決める必要も無い
何故なら真理は既にそこにあるからだ
まぁ でも言っても議論があったからこそ人間が進化したんだ という事も言えるけどさ
アンドリューは段階的にVer.UPをする事で 最も大きな壁を乗り越える事が出来た
アンドリューのような手法を採れば 合理的で理性的な人間は彼を認めざるを得ないだろう
しかし それは ロボット→人間 だから出来た事だ
始めから決められてVer.UPが困難な場合はどうすればよいだろうか?
例えば クローンベイビー これは人間であるにもかかわらず きっとその存在は認められないだろう
ここで重要なのは何故 クローンが世間様から認められないか?だ
それはきっと クローンは本物では無い とレッテルを貼られるからだろうと思う
何故 クローンは本物では無いと 言われるかなどは省く どうせその時代が来たらそういう風に言う奴が出てくるに決まってるからな
僕はその解決法を見出す事は出来ない だが一番良いと思われる考え方がある
それは人間の定義を決めない事だ
僕達は無意識に区別し 差別している それが今までは良い方法だったからだ
しかし存在が多様化し 境界が曖昧になるようになれば 意識下の定義は邪魔にしかならない
ドラゴンが言ってたよ 考えるんじゃない 感じるんだ
アンドリューは示した 何かわからないけど心を感じるのよ と
人間の意識は日々進化している カラダの進化が終わったが 心の進化は止まらない
昔 日本人は外国人を化け物といい そういう目で見ていた
だが 直ぐにその考えを改め 付き合い方を考えた
そして今では 何の隔たりもなく 協力し合い 愛し合っている
だから僕は決して悲観的には考えていない
きっとアンドリューが生まれる頃には人間も新しい思考を持ち 直ぐにアンドリューを人間と認めるだろうと思っている
大きな議論の必要もなくその真理に気付くだろう
みんな考えてくれ これはロボットだからとか クローンだからとかそういう問題じゃない
現に今だってそういう差別を受けて悲しみを抱えて生きている人たちがいるんだよ
純然たる人間であるにもかかわらず わかってない奴らに殺されている人たちがいる
それは僕たちが未熟ゆえに招いている悲劇だ
何が重要で何が不必要なのか気付いて欲しい 誰のためでもない 自分自身のために