意味の無い日記


支部

安全講習会があった 結構面倒くさいんだけど 年に一度二度しか無い事なのでちゃんと出席した
サボる人も多いけれど 事故を減らそうと少しでも考える心がけが大事だと思い出た
死にはぐったともっぱらの噂だった委員長も何とか元気になって壇上にあがった
どうでもいい話と どうでもいいビデオをみて一時間強


その後 競馬の予想を共にする親父達
僕はこういう光景が見たくて集まりに出るんですよ
他人を愚痴っていたって 罵り合っていたって 皆こんな感じに付き合っている
それにもうこの年になると 悪意も何もほとんどなくなってくる そこにいるから付き合う それに意味などない 損得を考えている人間ほど講習会など集まりに出ようとしない 人とも付き合わない
サボる口実や 別の予定など考える隙など無い マンネリに会に出ている人は流されて惰性で生きているように見える人が多いけど そこはベテランのたたずまい 意味を考える事などもう何十年も前に通り過ぎたのだ!
それは草食動物が草をはむように 馬が大地を翔けているように当然の事 そうして生きてきたこれからもそうする 疑いの無い事 そしてそれを意識する事など無い
若い人は当たり前の生活に退屈を感じるだろうか? 当たり前の事は疑いの無い事は どんなに尊く素晴らしいものなのだろうか!
多くの宗教や金持ち達の求める人間の究極の安らぎ 楽園とは”当たり前”の世界なのだ 何も疑う事無くただ思ったまま そして思わずとも生きてゆける世界
彼らは多くの悩みを抱えているけれど 最も楽園に近い人達だと僕は思う
…かといって僕は別に楽園の人になりたいとは思わないけれど