さいころは 僕も大人になれば何でも出来るんだ と思ってました
だって学校とかで大きくなったらなりたいものとかいう作文書きませんでしたか?
それのせいで無茶言わなければ 何でもいいんだ 何でも叶うっぽいんだと思ってたんです
なるものってのはもう決まってたんですよ それは生まれた時点で決定してたんです 僕の意思とは関係なく
今はそんなものうらんでも仕方ないので考えませんけど 残念だなーってちょっと前まで思ってたのも事実です
ま それ自体も何の努力もしなかった自分への言い訳に過ぎないのですけど やっぱりね…

根拠の無い事なんて沢山ある でもそれは見えないだけで本当の事ってのはまだ隠れてる
僕らはそれを探さなきゃならないし 見つけたいと願ってる
根拠なく信じることは素敵だけど とても悲しい 真実が見えてない状態になってしまうから
何も真実を全て解き明かして それだけを見て生きてゆきたいって事じゃない
生きてゆくのなら目を見開いて生きてゆきたい と僕は思ってるから
今の世界は 盲目で何も聞こえなくても前に行かなきゃいけない 立ち止まったら殺される 追い抜かれるだけじゃない
ただみんなそれに気付いてないだけじゃないのか? 殺されて自分がもう腐敗してしまったことに気付いていないだけじゃないのか?
大人ってのはみんな死体なんじゃないのか? いち早く気付き逃れ走り去った人だけが成功者じゃないのか?

今は大人になったら何になる?どころの騒ぎじゃない
大人になることさえ難しいじゃないか こんな僕でもなんとなく生きてるだけで大人になれるのだろうか?
それならば僕は大人になる事なんてどうでもいいと思う 賢くて愛にあふれ何があっても強いままなのが僕の思う大人だ
なんとなく生きてる人間がそんな素晴らしい人になれるわけが無い
常々思う 馬鹿な大人が多すぎるって きっと大昔の大人ってのはもっと賢かったんだろう
だから今の大人たちは 子供のころそんな大人を見て あぁぼくらも大人になればああいうふうになるんだなぁ と思ってしまったんだ
そうだそうだ きっとそうだ